広告 10/2015 ダイビングログ

10/4 うねりを避けて本日もボートなり

カマストガリザメ

昨日からのうねりはどうにもこうにも収まらなくて、今日もリーフには大きなうねりが押し寄せている。ビーチからのエントリーは早々にあきらめ、ボートダイブを選択。

が、海に出てみると、昨日よりはかなりうねりが小さくなっていて、格段に潜りやすくなっていました。偶然にもお客様は昨日と同じメンバーだったので、1本終了時のボート上では、「潜りやすいですね~」と喜びの声が。

19世紀の詩人ホイットマンの言葉、「寒さにより震えたものが太陽を暖かく感じることができる」を引用するまでもなく、昨日を体験しているからこそ今日の海でその経験が活かせて、うねりの中でも活動しやすく感じられているのだ。

日々潜ることはプラスになることばかりだね。1本目は洞窟に潜入。穴の中でウミウシを探すことにしました。穴の中のほうが、うねりの影響がより少ないであろうと考えたのです。

ヒメコモンウミウシは普通種の中の普通種だけれど、この季節にはどんなウミウシでもありがたいものだ。だって今は、ウミウシの少ないシーズンですからね~。

ヒメコモンウミウシ

ヒメコモンウミウシ

他にもいろいろ見られたけれど、今日のヒットは間違いなくこのウミウシ。その大きさ……2ミリぐらいかな。表情のあるウミウシで有名なヒオドシユビウミウシの赤ちゃんです。

ヒオドシユビウミウシyg

ヒオドシユビウミウシyg

以前に撮影した大人の個体の顔のアップも載せておきましょう。子供の色彩にも大人の模様が少し出ていますね。あどけない模様で、とてもかわいい。赤ちゃんの顔の表情を撮りたかったのだが、その小ささとうねり、ウミウシのポジションからあきらめました。残念。

ヒオドシユビウミウシ+ドラマチックモード

ヒオドシユビウミウシ+ドラマチックモード

リーフの上ではセダカギンポの大人がいました。

セダカギンポ

セダカギンポ

そして、2本目は最近流行のカマストガリザメを狙ってみました。私も話にはよく聞いていましたが、過去に一度見に行って、遠くにちらりと見えただけだったので、ほとんど期待せずに見に行きました。なので、遠くを泳ぐツムブリ……なんぞを撮影しちゃったりしてました。

ツムブリ

ツムブリ

すると、突然目の前に出てきちゃいました。でっかいサメが!!

2匹も。

あんまり慌てたもんで、撮影した写真にコンデジのハンドストラップが写りこんでしまっています。初心者みたい……。

カマストガリザメ

カマストガリザメ

そりゃ~モルディブで働いていたときはシャークショーもやってたし、サメなんてもう何百回と見ていて、今さら目新しいなんてことは決してないけれど、ここ数十年サメ狙いのダイビングなんてやっていなかったから、やっぱ、びびっちゃったんだろうね、ワタシ。

知らない人に説明しとくと、シャークショーというのは、自然にふらふら泳いでいるメジロザメに手渡しでさめの口にエサの死んだ魚を食べさせてあげるショーである。私がモルディブに渡航した1990年には盛んに行われており、私の赴任したダイビングショップでもやっていたため、当然のようにその業務を引き継ぎ、何代目かのシャークフィダーに就任させていただきました。

リーフが背中になるようにみんなを座らせるステージのような場所があり、そこでサメを引き寄せ、死んだ魚をあげていました。お客さんが触れるぐらい近くまでメジロザメがやってきます。

懐かしや、モルディブ、ライオンズヘッドのシャークフィーディングの記録写真

懐かしや、モルディブ、ライオンズヘッドのシャークフィーディングの記録写真

私も何度かカメラを持ち込んで撮影させてもらいました。なかなか納得のいく写真は撮れなかったけれど、下の写真はマリンダイビングのフォトコンに「弾丸」というタイトルで最初に出してみた、懐かしい写真だ。当時、私は21歳ぐらいで、まだまだ小僧でしたね。

「弾丸」というタイトルでMDのフォトコンに出した思い出多き写真

「弾丸」というタイトルでMDのフォトコンに出した思い出多き写真

ま、これぐらい寄って撮影できるダイビングを何百回と経験していたのですが、そんな私もやっぱ素直に怖かったです。サメが怖い生き物だってことが十二分にわかっているので、余計怖いんだろうと思うのですが、サメってやっぱ怖いですっ!!

遠くにちらちら見られるだけになっても、やっぱり怖い。

カマストガリザメ

カマストガリザメ

私たちが潜っている水面上では釣り人が糸を垂れており、その撒き餌に反応して浅い場所に上がってくるようなのだが、こんなリーフを駆け上がるように泳ぎあがるカマストガリザメを見ちゃうと、やっぱりやっぱり怖いなぁ~と思ってしまう。

カマストガリザメ

カマストガリザメ

今日は当たりだったのか、最後には2匹になってぐるぐるまわってくれたりサービス満点。いつまでこのサメは見られるのかわからないけれど、これを書いている11/22の段階ではまだ見られているようです。来夏も賑わせるのでしょうかね。

カマストガリザメ

カマストガリザメ

で、サメも見ますが、マクロも観察、撮影しちやうのがスピッツなので、やっぱり小物も探しちゃう。クリスタルモードで撮影したら、光すぎちゃったニセアカホシカクレエビ。

ニセアカホシカクレエビ

ニセアカホシカクレエビ

そして、アカハチハゼの子供に遭遇。かわいいっ!! こんなサイズは私は初見の出会いだ。

アカハチハゼyg 元気なとき

アカハチハゼyg 元気なとき

し、しかし!! 撮影していたら、突然近くの巣穴からシャコが出てきて、アカハチハゼygを捕まえて巣穴に引きずり込んじゃった。びっくりした私は、急いで、それもとても急いで巣穴を掘り起こした。

すると、アカハチハゼygが泳ぎだしてきた。が、元気がない。泳いでいるが、横向いてる。大丈夫か~?!

アカハチハゼyg シャコに連れ込まれた直後

アカハチハゼyg シャコに連れ込まれた直後

し、しかし。ついに横たわって動かなくなってしまった。あっちゃ~。

アカハチハゼyg 弱ってしまった……

アカハチハゼyg 弱ってしまった……

う、うううぅぅぅぅ。良心の呵責につぶされそうだ……。南無阿弥陀仏。Aーメン。ごめんなさい……。

  • この記事を書いた人
世古 徹

spitzseko

海のない滋賀県でスキューバーダイビングを習ったのが高校2年生の時。20歳でダイビングインストラクター資格を取得。サイパンに半年、モルディブに6.5年海外生活。1999/1月に沖縄移住し沖縄生活は20年超。たまにリピーターさんと潜る引退ダイビングショップ。営業よりも海やダイビングの情報発信に特化して海とはかかわり続けていきたいおじさんです

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