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【水原一平は大谷翔平の身代わり説】"大谷の事件"と呼ばれる理由,ピート・ローズと比較される大谷翔平-アメリカでの反応-

水原一平大谷翔平身代わり

大谷翔平選手の結婚報道でおめでたかったムードが一転。専属通訳としてドジャースに雇われていた水原一平さんが解雇されました。日本中の話題となっているこの記事、アメリカではどのような報道がなされているのか?

ニュースの中心となった「ESPN」の記事を見ながら、アメリカでの報道を見ていく記事です。

また2024/3/24日のフジテレビ系「Mr.サンデー」に出演したジャーナリスト「木村太郎」さんが、アメリカではすでに大谷の事件と呼ばれていると話されていました。

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ESPNの記事を読んでみた

ESPNが、2024/3/22、4時に出した記事、「Shohei Ohtani, his interpreter and wire transfers: A timeline」を読んでみると、時間の経過とともに今回の騒動の流れが逐一報告されていました。(一番驚いたことは、記事の最後に記者ゃの名前とメールアドレスが記載されていたこと)

Joe
Joe

書いた人の名前とメールアドレスも載っていて、日本との違いを実感しました

この記事は翻訳されて日本語でいろんなニュースに掲載されています。読まれた方も多いでしょう。

このトピック関連のニュースを伝えているESPNの「X」の投稿からコメント欄を見ていくと、アメリカでの反応は「大谷翔平がトラブルに巻き込まれている」という日本国内での論調に合致するものもありますが、賭博をしたのは大谷翔平選手で水原さんは大谷選手の身代わりになっているのではないか? というものもあります。

ESPNのX投稿

ESPNの記事投稿

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳が、水曜日の午後に解雇された。大谷選手の銀行口座からブックメーカーへの少なくとも450万ドルの送金をめぐる疑問が、一連の事件を引き起こしたからだ。

EDDIE CABRERAさんコメント

大谷が賭け、友人と通訳をスケープゴートに。大谷が何も知らないはずがない。大谷の銀行口座が使われ、450万ドルが消えたことに気づいていない。MLBがこの件を調査しないなら、ピート・ローズを殿堂入りさせる時が来た。

日本人の感覚からすると、大谷翔平選手がギャンブルやってるはずがない……と大谷選手の人間性を信じている人が多いと思います。かくいう私もそうです。

信じているというよりも、信じたい……

だけど、アメリカ人からすると、通訳が450万ドルも賭けられるものなのか?

その金額を賭けられるのは大金を稼いでいる人に違いない

つまり大谷選手自身が賭けをして背負った借金を水原さんに肩代わりさせている……って疑っている人が多いようです。

ニューヨーク・タイムズも見てみた

ニューヨークタイムズの記事をクリックしたら、「the athletic」の記事に飛びました。「MLB、大谷翔平選手の通訳・水原一平氏を巡る賭博疑惑の捜査を開始」などがある中で、私が気になったのが、こちらの記事。

MLB のベッティング ルールを解説: 選手 (および通訳) にできること、できないこと」です。

この記事では、最近のMLBで起こった賭博事件について説明してくれています。

ジャレッド・コザートさん

2015/3月、違法ブックメーカーで賭け(野球には賭けていなかった)をしたとして罰金を科せられた。自身のツイッターで賭博に関したことを投稿したのがことの発端。罰金だけで、出場停止などの措置は取られていない。

ジャレッド・コザートさんは、野球には賭けてないけれど、違法ブックメーカーで賭けをしていたってことだから、今回の件と類似点が多いです。この件で問題になったジャレッド・コザートさんが罰金だけで済んだことから安堵の声が聞こえているというニュースがヤフーにありましたが、ジャレッド・コザートさんが賭けに使った金額がどれほどなのかが調べても書かれていませんでした。今回の大谷さんの件では450万ドルなのて、どうなるかはまだ不透明だと思います。


ピーター・バイエルさん

2020年にオンライン野球賭博で遊んだ罪を問われ、2021年から出場不可リストに登録され続けている元マイナーリーガー。2023年シーズンも出場不可リストに名前が引き続き掲載された。2024年シーズンはどうなるのだろうか?

そして、このピーター・バイエルさんのXを見てみたら、現在の職業は「sports trader」となっているので、もう引退されたのでしょう……「former pro baseball player」とも書かれていますし……

ピーター・バイエルさんは本人が野球で賭博をしていたことが判明したので、出場停止処分になっています。やはり野球に対して野球に関わっている人が賭博行為をすると厳しい処分が科されます。

ダラス・ブレイデンさんのX

ピーター・バイエルさんのXを見ていたら、2024/3/21にリポストされていたのが、元プロ野球選手のダラス・ブレイデンさんの投稿でした。ダラス・ブレイデンさん、今回のニュースに興味があるようでたくさんの投稿をXにされています。そしてそこにたくさんのコメントも寄せられている。

やはり、ここでも争点となっているのは、

最初にESPNが水原さんにインタビューした内容と、その後出てきた話の内容が乖離していて整合が取れないことでした。

誰かがどこかで嘘をついている。

と、いうのがみんな引っかかっている。

また、過去に賭博で追放されたピート・ローズ監督と比較するコメントも多々見られています。

ピート・ローズ

1980年頃、日本のカップラーメン『マルちゃん 激めん』(東洋水産)のCMに出演していたほどの有名選手。

ピート・ローズ

1960-1986までの26年間メジャーリーグでプレイ。それ以降は監督として活躍。その後、1989年に野球賭博に関わっていたことが発覚。賭博の対象が野球であり、自分が監督するチームに賭けていたことなどから永久追放の処分を受けた。

ピート・ローズさんの場合は、監督でありながら、自分のチームに賭けていたっていうとんでもないケースなので、この人と今回の大谷さんの件を比較するのはあまりにも暴論ではないかなーという気がするのですが、今後、アメリカの世論はどうなっていくのでしようか?

民意が巨大に膨れ上がって変な方向にいかないことを祈りましょう!!

2024/3/24、「大谷の事件」

2024/3/24の夜に放送されたフジテレビ系のニュース番組で、ジャーナリストの木村太郎さんが、「この事件は水原さんの事件ではなく、大谷の事件として取り扱われている」という内容の発言をされていましたが、アメリカでは先述してきたような考え方がメインストリームになっていて、「一介の通訳に「450万ドル」もの金を賭けさせるブックメーカーがいるなんて考えられない」と思っている人がたくさんいるということです。

今後の可能性

大リーグ機構(MLB)の「ルール21」では選手、球団職員、審判、機構関係者を対象に、野球賭博に関与した場合、出場(職務)停止1年、自軍に賭けた場合は永久追放処分、違法賭博への関与はジャンルに関係なく、ペナルティーの対象になり得ることなどを定めている。

1. 大谷選手が違法賭博行為をしていた場合

最低でも1年間の出場停止処分を科せられるでしよう。金額の大きさ、大谷選手のこれまでの活躍がすごすぎたゆえに今回の件が与える影響力も大きく、それを考えればもっと長い期間の出場停止処分になる可能性も高いです。

2. 大谷選手が水原一平さんの借金を肩代わりしていた場合

1番のケースと同様に最低でも1年の出場停止処分を科せられることが推測されます。

3. この賭博行為の中に「野球賭博」が含まれていた場合

水原一平さんも、野球に関する賭博は絶対にしていないと発言されていますが、もし野球賭博をしていた場合は、大谷選手も含めて永久追放処分に科せられる可能性もあります。

2024/3/26早朝

大谷選手が「自分は何も関わっていない」という主旨の声明を発表しましたね。

送金の肝となる部分、水原さんが大谷さんの口座を操作し送金していた……と大谷選手が語った部分をもう少し詳しく語ってほしかったのが皆さんの本音でしょう。

今後、捜査が続行され、その経過を見ていかねばなりませんが、大谷選手の身の潔白が証明され、再び野球ができるところを是が非でも見てみたいと願います。

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まとめ、すぴログ的所感

Xによるアメリカでのリアクションを見ての感想とまとめです。

1. 450万ドル、(約6億8000万円)という金額が大きすぎるが故に、水原さんが賭けをして出した損失だと思えない人が多すぎる……。ただの通訳に450万ドルも信用して賭けさすノミ屋はいないだろう。大谷選手がやっていたからこそ、そこまでの金額を焦がせたってことでしょう……

という論調が多いのには、私も納得。水原さんだけで7億近い金額を賭けられるのかなー? とも思います。 

2. 大谷翔平選手を守るために水原さんは身代わりになっている説を信じている人が多い

初期対応を絶対にミスってますよね……。もう誰かがどこかで嘘ついてるのが世界中にバレている感じがします……

アメリカの司法はこれをどうやって裁いていくのでしょうか?

野球賭博だけは絶対にやってほしくない、永久追放にはならないでー……というのが今の私の心境です。

1年の出場停止ならまだ゛マシかな……とすら考えております。

またアメリカの声を届けたいと思いますので、追記します。

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