皆さんはYouTubeの「モモカジャパン」というチャンネルをご存知ですか? 日本に遊びに来た……、または日本に住んでいる外国人にホストであるモモカさんが和食をごちそうし、そのリアクションを楽しむチャンネルです。私も若かりし頃は海外暮らしを経験しているので、外国人に和食を食べさせてみたいな~と思ったりした経験があります。なので、モモカジャパンチャンネルでその様子が見れてとても楽しんで動画を視聴している1人です。
ところがグーグルで「モモカジャパン」を検索してみると、「モモカジャパン アンチ」という検索ワードが提案されているではありませんか……

そうなんだ…よく思っていない人もいるんだね……、まぁーそりゃーそうか……
今回の記事では、モモカジャパンになぜそのような「アンチファン」ができているのか探ってみたいと思います。
目次
YouTubeを評価するサイト「YouRank」
「YouRank」というサイトでは、人気のあるYouTubeチャンネルが詳細に5つの観点から分析されています。
1.登録者数 2.評判 3.月収 4.コラボ 5.話題にされてる
今回はその中で、②の評判をチェックしてみました。
モモカジャパンアンチ理由ベスト5
- 声が苦手
- 笑い声が苦手
- 英語が気になる
- 日本賞賛コメントが多すぎて気になる
- 日本のマナーももっと教えてあげてほしい
1.声が苦手、2.笑い声が苦手
低評価をしている人の多くが、モモカさんの声が高すぎていや……と書いておられました。キャラをアニメチックに設定してそれを演じているのではないか? と感じている人もおられました。
たしかに……「キャハッ」というアニメチックな笑い方が言葉の端々に挟まれるし、「ハハハッ」と豪快な甲高い笑い声が再生中たくさん聞こえてきます。

高い声が苦手な人にはそれだけで嫌悪感に繋がっちゃうんだろうな……
でも、声の高低とか笑い方って人それぞれだし、しようがないよね……

多分、そーいう人は一度見たら、次から見なくなるはず。「生理的に受け付けない」なら見ないで済むのがYouTubeの良いところだからね。
あと、英語が不正確で気になるっていう人もいました。
3.英語が気になる
「Be carefulね」とか、語尾に「ね」や「よ」をつけるのが苦手のようなコメントも見受けられました。

私も、モルディブ時代、「ね」や「よ」をよく語尾につけて話していました。
これって国によって、みんな付けてるんです。
- モルディブ人は、「ド」をつけてました。「Yesド」、「Noド」
- シンガポーリアンは、「ラ」を付けてました。「Yesラー」、「Noラー」
一度仕事でシンガポールに行った時に、「シンガポール英語の「ラ」の使い方」ってバックプリントされたTシャツが販売されていたんです。それで「ラ」を付けるのは私の友人のシンガポーリアンだけじゃなくて、たくさんいるんだ……と気付きました。
個人的に思うのは、日本人で語尾に「ね」や「よ」をつけて話している人は、英語が得意な人じゃないと思います。自分も含めて、そう思います。
では、なぜ英語の語尾に日本語を付けてしまうのか?
自分が話す外国語が「相手に与える語感」に確信が持てないからだと私は思っています。
一番良い例が外国人スタッフが間違えたりして指示を出すときです。私は当時、モルディブのダイビングショップのチーフインストラクターでした。
そんなに怒ってないけれど、それがここではルールなので従わないとだめなんだから、ちゃんと教えないといけない……そーいう時に自分の英語力があり、適切な叱る単語を知っていればいいですけれど、自分の貧困なボキャブラリーでは、
You must follow this rule
とかしか伝えられない……
だけどここで「must」使うのって適切なんだろうか? 他の「have to」使うほうがいいのかな? どっちが優しく伝わるのだろうか? その2つしか知らないことも情けないけど……、そんなに怒られるミスじゃないから優しいニュアンスで伝えたいんだけれど…って時に、自分の英語力のなさをリカバーするように
You must follow this rule ね
って言っちゃう……
完全に自己満足の英語だね……

はい…たしかに……そうなんですけれど……ね……
だけど、みんな母国語が別にあって、第二言語として英語を使って会話してました。
モルディブ人は「ド」をつけて、シンガポーリアンは「ラ」をつけて。そして私も、たまに「ラ」を使ってみたりして……、それで楽しくやってました。

YouTubeで英語を話す動画を作る時に、100点の英語じゃなくてもいいのではないでしょうか? 100点の英語ってどんなのか? そもそもそこがわかりませんけれど、下手でもYouTubeで英語話して、動画作っていいと私は思うタイプです。モモカジャパンで「Be carefulね」って聞こえても普通に会話として聞けるタイプなので、楽しく視聴しております
YouTubeの動画に、より流暢さを求められる方には不向きな動画なのかもしれません。
4.日本賞賛コメントが多すぎて気になる
これは私も少し気になりました。モモカジャパンに出演している外国人ほぼ全員がいい人なんです。もしかしたら、日本食に対して毛嫌いするようなリアクションをされている動画はボツになって日の目を見ていないだけで、ホストであるモモカさんは実際は日本人や和食に対して厳しい意見を言われていることもしばしばあるのかもしれません。
でも、更新されていく動画は、本当にいいひとばかり出てきます。
そしてみんな和食を「美味しい」と褒めて、「日本最高ーーーっ!!」って賞賛してくれます。

たまに否定的な意見を言う動画があってもいいのかな? とは思いますが……大人が出演しているのでそれは無理かな……とも思います
食事代はモモカさんの奢り
実は、モモカジャパンの動画の内容が漫画にもなっていて、販売されています。しかも、2024/3/7時点、「カテゴリ B級グルメガイド」でランク1位のベストセラー商品です。
この漫画本の出版記念記者会見で食事代はモモカさんが奢っていると発言されています。
大人だったら、日本に旅行に来て、ご飯代全部出してもらって、美味しい食事で満腹になり、お酒も飲んで……、和食や日本を批判します?
そりゃーもうリップサービスでもなんでも、和食や日本を褒めておこう……って対応が然るべきです。
だから、みんな大喜びで褒めてくれてるのかなーと邪推しちゃったりもします。
5.日本のマナーをもっと教えてあげてほしい
お箸の使い方、味噌汁のお椀の持ち方なども一緒に教えてあげたらもっと日本に対して造詣が深くなるのでは? という言葉も書いてありました。これはモモカさんの英語力と日本の文化そのものの知識量がモノを言うトピックです。
やはりここまでのチャンネルになってきたのならば、「自分が外国人と日本文化をつなぐ架け橋になる」心意気が必要で、日々の勉強も欠かせないのではないかと思います。今後、そのような動画内容が増えていくと、外国人登録者数ももっと増えて、より巨大なチャンネルになっていくかもしれませんね。
だけど、YouTubeのコメント欄には愛されているコメントも多く、愛されているからこその登録者数84.5万人だと思います。なので、アンチのことはあまり気にせずどんどん動画を投稿していただきたい。と、個人的には思います。
ただ以前、YouTubeの一問一答の動画で、「アンチのコメントは読むと落ち込んじやうので、あまり読まないようにしている」と言っておられましたが、チャンネルを改善してよりたくさんの世界中の人にアピールするためにもアンチコメントと向き合って頂いて、よりパワーアップしたモモカさんが今後も見れていくことを期待したいです。

しかし、そんなモモカジャパン……2024/3/8に表彰されるってよ……
そうなんです。私もさっき最新の動画を見ていて知ったのですが、表彰されるそうです!!
『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2024』
HAPPY WOMAN実行委員会は、8年目を迎える『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2024』において、個人部門「HAPPY WOMAN賞」として5名を選出しました。
- IKKO氏
- LiLiCo氏
- 堀田茜氏
- 本田真凜氏
- Momoka Japan氏

すごっ!! みんな有名な人ばっかり!!
よくこの中に選ばれたねー。素晴らしいーー!!

まとめ
今回の記事ではYouTubeのモモカジャパンさんにアンチファンがいることの理由を調べてみました。声色の高さとか、笑い方が気になってしょうがないという部分は気にしてもしようがないことだと思いますので気にせず、英語力や日本に対する知識量の深みはより深く掘って頂き、今後も視聴者を魅了する動画を投稿していただきたいです。