昨日のレッドビーチでの成果を受け、本日の気象状況を考慮に入れ、恩納村内の港から出ているボートに出港の有無を確認し、一旦はボートダイビングを行う予定にしていたのだが、お客様の変更指示を受け、昨夜になって計画変更し、本日はゴリラチョップに潜ってきました。
沖縄でダイビング屋さんとリバートレッキング屋を営んでいるスピッツ世古のブログ記事をご覧いただきありがとうございます。
結果的に正解だった。
初冬よりゴリラチョップのウミウシがすごい出てる、
ピカチューなんていっぱいいる
って噂は耳にしていたのだが、いろいろあって……
なんだかんだで……
結局、ゴリラチョップにはあんまり通わなかった冬を過ごしました。
で、ウミウシ好きなお客様と改めてじっくりゴリラチョップを潜ってみると、これがすんごい楽しかった。
ウミウシ、いっぱい、いっぱい、いっぱーーーーーーーーーーい、いるぞ。
こんなにたくさんいたのか。
そりゃー楽しいよ。
って書いても大げさじゃないぐらいたくさんのウミウシが見られました。
お客さんも大喜び。
と、言いつつ、ファーストコンタクトはタツノハトコだった。
タツノハトコ
キッカミノウミウシ
そしてカエルアンコウたちもいろいろいました。
この髭がもじゃもじゃしているタイプはヘアリーフロッグフィッシュの子供なのかな。
カエルアンコウ
ウミウシがもう止まらないっす。
クロゴマフジタウミウシ
もういなくなっているのかなー?
と、心配していたウデフリツノザヤウミウシ。
まだまだわんさかいました。
そこかしこで交接もしていました。
ウデフリツノザヤウミウシ
パスタチゴミノウミウシはボコボコいるし、
パスタチゴミノウミウシ
その合間にウツセミミノウミウシも入ってくる。
ウツセミミノウミウシ
そして、おっ!!
と、思ったウミウシ登場。ホリミノウミウシ属の一種扱いになります。
あまり日本では見られていない種類のようです。やったね。
ホリミノウミウシ属の一種
たくさんのウミウシに紛れてリュウキュウカスミミノウミシもぶいーーーーーーんと歩いていました。
リュウキュウカスミミノウミシ
サーシャコヤナギウミウシではなく、トゲトゲウミウシだと思います。
これもいっぱいいました。
トゲトゲウミウシ
ちょっと触手間隔がまばらだけれど、これもキッカミノウミウシだと思います。
キッカミノウミウシ
これはシロハナガサウミウシでいいのかなー……。
シロハナガサウミウシ
地味だが見つけにくい。
ツヅレウミウシ属の一種扱い。
ツヅレウミウシ属の一種
ミヤコウミウシも大きいのがたくさん移動していました。
ミヤコウミウシ
ヒョウモンウミウシなんて見たら、レッドビーチを思い出すが、ここの透明度は悪い時でも10Mぐらいはあると思うから、ガイドは楽だし、お客さんも潜っていて気持ちいいはず。
ヒョウモンウミウシ
ヒョウモンウミウシの次にユウグレイロウミウシ登場。
ますますレッドビーチみたいになってきた。
今年はレッドビーチでユウグレイロウミウシ見てないなー。
ユウグレイロウミウシ
前回(2/14)たくさん見たコヤナギウミウシだけれど、今回もたくさん見つけられました。
コヤナギウミウシ
フサウミナメクジは大好きなウミウシ。
緑色の個体も見たいな。
フサウミナメクジ
ジュッテンイロウミウシまで出てきました。
ジュッテンイロウミウシ
あら、レア種のこの子とまた対面。
オレンジに白線、先端のターコイズグリーンがおしゃれなウミウシです。
ホリミノウミウシ属の一種
チリメンウミウシ
ベッコウヒカリウミウシ
ゼニガタフシエラガイ
かっこいいエビがいました。
バサラカクレエビ? ラオメネス・クラークイ?
セミホウボウも砂地を泳いでいましたよ。
セミホウボウ
