2022/4月はもう1か月前のこと。
なんとか簡単にログ報告をする方法はないだろうか?
と、考えた結果、港別、ポイント別にしちゃえば………
もしかして楽かも?
と、思ってしまったので、トライしてみた。
まずは2022/4月のログ。瀬良垣漁港バージョンはじまりー。
オーバーヘッドロック
瀬良垣漁港には3日間訪れまして、それぞれで2ダイブしておりました。
そしてその大半でオーバーヘッドロックとミニドリームホールに潜っていました。
4/9
定番のピグミーシーホースを観察に行ってみたら見つけられなかったのか、不在だったのか今となっては不明だが、
とにかくお客さんに紹介できなかった。
ゆっくり移動しながら旬の「かわいい」を探しながら潜りました。
ミスジアオイロウミウシはクールビューティーな印象のあるウミウシです。
これに似ているウミウシいるよね?
よく似ているのは下記2種かな
ミゾレウミウシ
触角、二次鰓にみぞれ模様があることで区別できます。
ダイアナウミウシ
触角、二次鰓の色は黄色ですが、触角を目として鼻と口のような模様があることが私の中では見分けるポイントになっています。
アカテンイロウミウシはいつ、どこで誰と潜っていても、出会えると嬉しいウミウシです。
最近、このヒトデによく出会います。
「2011年スピッツ的生物ランキング第10位 ヒトデたち」で紹介していますが、学名を
Bothriaster primigenius
と言うそうです。
昔、詳しいF先生に教えていただいた時には、このヒトデは将来的にはカワテブクロの幼体になるかもねーというお話しでした。
この話題に触れるにあたって、ググってみたのですが、その後も話の進展はないみたいです。
大きなウミウシが続いていきます。
定点観察できているフトスジイレズミハゼは今年も健在ですね。
最近ムラサキウミコチョウいっぱいいます。
4/13
この日はカメラの調子が悪くて、写真は少ない。
すごいマントヒヒに見える群落に出会ったので紹介。
マントヒヒに見えない模様のホヤがけっこう多いんですよね。
4/24
トウモンウミコチョウがお花畑を散策中。
ヒオドシユビウミウシはきれいな場所にいました。
以前にも見たことのある小さいウミウシに遭遇。
サイズは3㎜ほどです。
名前を調べてみたら、なんと、
ニンジンシリシリミノウミウシ!!
ニンジンシリシリって、沖縄方言だと思っていたけれど、ウミウシの名前になるなんて?!
一般的な名前なのかな? と疑問に思ったので調べてみました。
「しりしりー」とは沖縄方言で「すりおろす」こと。「にんじんしりしりー」はスライサーですりおろしたり、千切りにしたにんじんを卵やコンビーフと一緒に炒めたお料理です。(ぐるなび沖縄版より抜粋)
やっぱ、うちなーぐち(沖縄方言)じゃん
ニンジンシリシリミノウミウシかー。
えらい名前のウミウシにしたもんだ。
でも覚えやすいね。
アカテンイロウミウシ、ここんとこよく出てます。
そしてこのウミウシにもよく出会うのだが、
オボロイロウミウシかと思っていたのだが、
実際よくよく調べてみたら、オボロイロウミウシの特徴は全然持ってないな。
むしろシロタエイロウミウシ。
通年見られるユキヤマウミウシ。
カニさんは本当に名前がわからない。
図鑑も乏しいし、誰かカニの図鑑を作ってください。
お願いします。
そして人面に見えるモンガラキセワタ。
最高に小さくて2㎜くらいでした。
ここまで全部オーバーヘッドロックで見た生き物でした。
長っ!!
ミニドリームホール
うーん…………長くなってしまうなー。
まぁーこのまま続けます。
4/9
ミニドリームホールに潜る時は、深場を攻めるか否かでコース取りは大きく変わる。
この日は攻めました。
が、ハゼは最初から見に行くつもりはなくて、ちょっと深場で何か探すって感じのコース取り。
ピグミーシーホースの仲間がいないかなーと探してみたら、
ヤギそっくりのエビがいました。
ここまで色もそっくりにするとは擬態パーフェクト。
種類としては、色がサイケデリックなだけのイソバナカクレエビだと思うんですよね。
イソバナカクレエビはいろんな場所に住みますから。
この「ぽてっ」としたたたずまいが、イソバナカクレエビっぽいんですよね。
エビ違いだったらごめんなさい。でも、あなたは私の中ではイソバナカクレエビです。
彷徨っていたら、コッカレルラスが岩からあまり離れずにホバリングしていました。
よく間違えるのに、スニーキーラスというのがいます。
両者ともオハグロベラ属の一種になります。
コッカレルラス
上唇が白くなること、お腹にラインがあることが大きな特徴
スニーキーラス
上唇が白くない。お腹にラインがないのが特徴
水温は22℃。
まだまだドライスーツで潜っています。
4/24
そしてこの日も深場には行くがハゼは探さずに他のネタを探すダイビング。
ハナゴンベの子供がけっこう逃げなかったので、お客様はそれに刺さっておられました。
私は他のネタを探してうろうろ。
スミレナガハナダイ子供がいたり、
ベニハゼの仲間があんまり隠れなかったので撮影。
やっぱ深いところにいるベニハゼが動かなかったら期待しちゃうよね。
もしかしてすんげーレアな奴に出会えてるかも? とか。
今回の人は、ごくごく普通のオヨギベニハゼだったけれどね。
もう老眼で深い暗い場所のハゼを現場で識別できるわけがない。
ヒラムシさん。
イボウミウシとは思えない華やかさを持つアデヤカイボウミウシ。
見つけた時は、半身ペロリンとめくれあがっていて、ぱっと見て貝かと思いました。
Gっさんにいろいろ教えていただきました。イソコンペイトウガニやそのほかもいろいろ。みんなかわいいね。感謝。
ユリタツノコが2色見れていい感じになりました。