2010年度ランキング スピッツ的生物ランキング

2010年スピッツ的生物ランキング第1位 ツノカサゴ

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

えらい魚に出会ってしまった。第一印象はそんな感じ。こんな眉毛? の魚とは間違いなく初対面。モルディブでも出会わなかった。

ネットでよくよく調べてみたが、ここまで目の上のツノがぴろぉーんと伸びた個体の写真はあまりない。と、いうか、一枚も見なかった。早速、瀬能先生のところにも登録。

大きなムナビレは特徴的だが、なによりもその一部が透けていることにびっくり。なんでこんなことになっているのだろうか?

お客さま受けももちろん良かった。カサゴなのであまり逃げない。だから虫の目レンズでも寄ってきました。

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

見れば見るほど不思議な形のお魚だ。

ちょい引いて撮影した写真も載せておこう。

荒涼とした砂漠を彷徨う一匹の孤高な老人のような雰囲気が出ている。

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

でもやっぱりこの魚の特徴は正面顔を捉えてこそ・・・という気がする。

なので最後は正面顔をご覧ください。

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

2010/12/5撮影 ツノカサゴ

立派な成体に出会えたので、今度はかわいい子供に出会いたい。子供のツノも突起しているのだろうか? 突起していないのだとしたら、出会ってもなかなか判別は難しいに違いない。

んなわけで、雑誌でしか見たことのなかったツノカサゴが2010年の第1位でした。

今年、2011年はどんな出会いがあるでしょうか? ダイビングは止まらないのだ。

第2位2010年インデックス

マルチダイビングやり直し設定

  • この記事を書いた人
世古 徹

spitzseko

海のない滋賀県でスキューバーダイビングを習ったのが高校2年生の時。20歳でダイビングインストラクター資格を取得。サイパンに半年、モルディブに6.5年海外生活。1999/1月に沖縄移住し沖縄生活は20年超。たまにリピーターさんと潜る引退ダイビングショップ。営業よりも海やダイビングの情報発信に特化して海とはかかわり続けていきたいおじさんです

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