2016年を振り返る毎年恒例の企画。スピッツ的生物ランキング。オーナーガイド、世古の独断と偏見がすべてのランキングです。
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
2016年の第4位は「教えられた生物たち」です。
誰に教えられたか? セルフダイバーのTさんだ。この人は本当に魚が好きなんだな~と実感せずにはいられない。2/19に見つけたこのハゼ、私はよく調べないで、いつも見ているセボシウミタケハゼだろう……とスルーしていたのだが、Tさんのサイトを見ていたら、スケロクウミタケハゼとして更新されている写真がこいつっぽい。
あれれ。
スケロク君だったのか、君は!! という驚きもあり、見逃していたことの恥ずかしもあり。
なんとも、やれやれ……って感じだ。
その後、夏にたまたまポイントのエントリー直前に出会い、呼び止められて教えてもらったハゼは私も密かに探し続けていたアカヒレハダカハゼだった。
えええぇぇぇっ!!!
そんなところに? ってことも驚いたけれど、やっぱり見つけるその眼力に感心。ハゼ好きだという奥さまの眼力も素晴らしいのだろう。その場にはご夫婦でおられたので。二人に感謝。
このランキングに入れる生物は、できるだけ自分で見つけた生物にしようと思って始めた企画です。今まではできるだけ自分で見つけた生物でトップ10を形成しようとしていました。
だけれど、子供が生まれ、子育てに奔走、そしてリバートレッキングをやり始め、ダイビングにかける時間が取れなくなってきた昨今。素直に友人・知人の眼力に頼らせていただこう……、ありがとうございますっ!! と思えるようになりました。
自分も教えるし、人からも教えてもらうし。
そうやって、日々更新されていく海のナマの情報についていかないと、なかなか追いつけなくなってきました。30代の自由な時間はもはや戻ってこないのだ。
潜れる時間を大切に、一本一本しっかりと潜らないとね。
次の魚はトサカハゼ。これもだいたいの場所をTさんに教えてもらってから出かけました。見つけた時のエピソードなどはその時のログを見ていただくとして省略。写真下の説明文をクリックしてもらえると、その時のログに飛べるようにしてあります。
こちらのホクロハゼ、スナハゼは直接その場所を教えてもらったわけではないが、楽しいエリアの情報を教えてもらった。
スナハゼは瀬能先生によると、「 トンガスナハゼもしくはリュウキュウナミノコハゼのいずれかです。現状ではスナハゼ属の1種としておくしかないと思います」とのことです。
と、こんな感じでTさんの情報を元に出会えた生物が多かった1年でした。本当に感謝。
自分からももっと発信していけるように努力して、ギブ&テイクの関係がベストだと思うので、私、個人でも頑張らないとね。