「35億……」で一斉を風靡したお笑いタレントのブルゾンちえみさん。2024/3/3。久しぶりに「行列ができる相談所」に出演されるという話を聞き、ちょっと現在の動向を深掘りしてみました。
するといろいろな変化が見られて、「35億……」で記憶が止まっているおじさんには知らないことだらけでした。順番に見ていきましょう。
目次
新しい仕事は「登場コーディネーター」
結婚式やイベント、ライブ、スポーツなど人生にはいろいろな出来事で人は「登場」します。現在のちえみさんの仕事はその登場をコーディネートして格好良くすることのようです。
ほんまかいな……
ご自身が考えて作った職業だそうです。
では、ここでこれまでの活動を振り返ってみましょう。
ブルゾンちえみ
2017年元旦の『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』の出演をきっかけに大ブレイク!!
「ブルゾンちえみ with B」としてムキムキマッチョな男性二人を両脇につけて華麗に踊るちえみさんはとてもおもしろかったですよね。
そこから約4年。芸能界のトップランナーとして走り続けます。
そして2020/4/12の「行列ができる法律相談所」が最後のテレビ出演となり、 2020年3月末でワタナベエンターテイメントも退所されました。
ドラマ『人は見た目が100パーセント』見てました……。かなり潔い幕引きでしたよね。それ故かなり印象に残っています
トップランナーからの心境の変化……、なにがあったのでしょうか?
2019/3/6、初の単独ライブ開催がきっかけ
2019年3月6日、初の単独ライブ『ブルゾンちえみ本能ライブ~記憶のこたえあわせ~』を開催したちえみさんですが、ここで気付いてしまいます。
私のやりたいことはテレビで演じている「ブルゾンちえみ」じゃない。
2020/5/18に婦人公論に掲載されたインタビューで自分のことを深く語っておられました。
「ブルゾンちえみ」というペルソナをつけて、自分とはまったく違う性格を演じることは本当に楽しかった。それによって自分自身を解放できて、何度も救われてきたのも事実です。でも、仮面をつけて自分を偽り続けるのはもう限界でした。
婦人公論.jpより引用
自分に正直に生きないと体とメンタルが崩れて太ってしまうそうで、すごくマジメな女性だったんです、ブルゾンちえみさん。
ライブ後に行った宮崎へのプライベート旅行で、「事務所からの退所」を早々に決意します。
その後、実際に退所する2020/3/31までの約1年間、事務所と話し合いを持ちますが、いろいろとあったようです。事務所と本人双方が弁護士を立てるほど交渉は難航しました。
“円満退社”の条件として、SNSのアカウントを継続する代わりに芸名を変えること、イタリア留学で芸能活動に冷却期間を置くことが約束されたという。
せっかくこれから稼いでくれると思っていたタレントに辞められちゃったら事務所は困るよね
……だけど、マジメなちえみさんは「ブルゾンちえみ」のキャラ設定に縛られて苦しんでいたんだね……
西岡すみ子さんもそうだったよね……
よってこの時から、ブルゾンちえみさんは、「藤原しおり」さんに改名されます。
藤原しおりとして
計画していたイタリア留学はコロナ禍の影響で実施できませんでした。よって各SNSのアカウントも2023/3月までは保たれていましたが、2023/3/31をもって、インスタグラム、X(ツイッター)など全てのSNSアカウント(過去のアーカイブも含む)が削除されました。
これは、藤原しおりとして活動するための「示し」だと理解されています。お世話になった事務所につけてもらった名前から端を発する活動全てに自ら終止符を打って、新しい時分をアピールしていくという意味だと思います
J-WAVEのラジオ番組
2021/4月から藤原しおりに改名し、すぐにJ-WAVEで『HITACHI BUTSURYU TOMOLAB.~TOMORROW LABORATORY』という番組の(毎週土曜 後8:00)を担当されます。
この番組は2023/9/30まで、約3年間も続きました。
ここでは、ラジオを「ラボ」に見立て、社会問題を自分の身の回りのこととしてしっかり認識しようというマジメな番組のナビゲータをされていました。
映画「コーポ・ア・コーポ」
2023/11/17に公開された、映画「コーポ・ア・コーポ」に「タバコを交換したがるおばちゃん」役で出演されています。
おばちゃんの役作りをされているんでしょうけれど、化粧っ気のない藤原しおりさんが見られます。
3年ぶりの「行列」
3年ぶりに「行列のできる相談所」に出演されていましたが、見た目はそんなに変わっておられなかったように見受けました。
まとめ
この記事では、久しぶりに「行列のできる相談所」に出演されたブルゾンちえみさん……、今の名前は「藤原しおり」さんを調べてました。登場コーディネーターという仕事が一般化されていくのかは不明ですが、ブルゾンちえみ時代の魅力があるので、現在の藤原しおりさんにしてみれば美味しい仕事なのかもわかりませんね。
今後も登場コーディネーターという仕事にアンテナを張っておきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
参照資料
- 婦人公論.jp【〈独占告白〉藤原しおり「ブルゾンちえみを卒業した理由。自分を偽り続けるのはもう限界だった」】
- 日刊ゲンダイ【元ブルゾンちえみ・藤原しおりに何が? 事務所退所から3年でSNSアカウント全削除のウラ】