【どぶろっく「友達のままで」の歌詞と意味】フルコーラスの存在を知っているか? 「思春期の男心に寄り添う歌」第一位受賞は自然の摂理

大好きな芸人さんに「どぶろっく」がいます。女性人気はどうなんでしようか?　男性は嫌いな人、いないんじゃないでしょうか?　数々の名曲があるので、それらを一つずつ紹介したい記事になっています。

今回は思春期の男心に寄り添う「友達のままで」でを取り上げます。これほどまでに思春期の男性の気持ちを歌詞にしたアーティストは実在しているのでしょうか?

私の勝手なランキングで、「思春期の男心に寄り添う歌」第一位です。

友達のままで

テレビで歌われる時は、1番だけの歌唱になるので、この歌のフルコーラスを聴いた人はまだ少ないようです。テレビ番組「千鳥のクセスゴ」で歌った時の動画がYouTubeに投稿されていて、私もあれでこの歌は終わりなんだと思っていました。ところが「続き」があることがわかり、聴いてみたので、ちょっとリアクションブログを書いてみますね。

Uta

リアクション動画を投稿するリアクターはたくさんいるけれど、それをブログでやる人はあんまりいないんじゃない?

ならば、なおさら、試しにやってみましようね

spitzseko

「友達のままで」を何度も聴いてしまう理由4つ

1.　青春時代の男の気持ちの代弁者

男なら誰もが抱く「おっぱい」への憧れがこんなに美しく描かれていくことに、聴き惚れて感動するところからこの歌のリアクションは始まります。

初めに聴いた時、「うまいこと言うなぁー」というレスペクト。

2回目に聴いて、「エロサビに向かう前半部分があるある過ぎて、半端ない共感がこみ上げ、男の本音を歌い上げるエロサビの部分は……」聴く人の年令によって受けるイメージは変わってくるのではないでしょうか?

50代のおじさんは遠い昔……、10代の頃にドキドキした初恋を思い浮かべたりしてしまいます。50代のおじさんにそんな想いを想起させる歌ってこの世にどれほどあるんでしょうか?

女の子を「女性」と認識し始め、近くを通るだけで胸が高鳴ったあの頃を思い出す……、歌にこんなパワーがあるなんて。

YouTubeのコメント欄に

「桑田佳祐が その才能に嫉妬したという話を信じる」

というコメントがありましたが、私も信じます。

メジャーで売れてる桑田さんやミスチル、コブクロさんたちも、思いついていたのかもしれない。だけど一般的な基準としても、セールス的にも作れない。作って、テレビで堂々と歌えるどぶろっくに、桑田さんあたりはマジで嫉妬してるかもしれないって本当に信じちゃう。桜井さんも「エロ」好きなので、嫉妬しているかもしれませんね。

2.　メロディーの良さ

付け加えて、メロディーも本当にいいのよ。バラードも、ミデイアムテンポな曲も、サンバ調の曲も、全部うまく作られてます。

いい歌だからこそ、エロの歌詞がより美しく響くし、エロがエロの語感を超えて「おっぱい」が「おっぱい」を超えて10代だったあの時間そのものを象徴するかのように心に響いてきます。

「おっぱいがちょっとあたるだけでいい、ちょっとかするだけでいい」

という歌詞が、メロディーにのって、

「青春だったあの時代をもう一度リアルに味わっているかのような錯覚」を腕に……、肘に……、感じてしまうのです。

そう、まるで雨宿りして、腕におっぱいが当たったのが自分であるかのように瞬時に、リアルに、イメージできちゃうんです。

こんな歌詞とメロディー……、これまでのJ-POPや洋楽、K-POPで感じたことあります?

3.　歌詞の良さ、きれいなエロと美しいメロディーのハーモニー

「揉ませてくれとは言えない僕だから、偶然、胸にあたるだけでいい」

童貞の男の胸の中をこんなにきれいに表現している歌詞って他にある?

今の10代の学生さん男子たちは、女子との関係、どうなっているんだろうか?　おじさんたちが若い頃の中学生、高校生なんて女子に憧れがあったからねー。クラスで一番かわいい女の子がウ◯コするとは思っていなかったし(あ、これは私だけかもね……)。思春期の男子にとって女の子から女に変わっていく女子は美化されて、高嶺の花に思えたものです。

「感触だけあればいい、一瞬、温もりあればいい」

そう。「感触」と「温もり」って女子を象徴するワードじゃない?　なにかの理由で女の子と手を繋いだときとか、女の子の肌の「柔らかさと温もり」に男は叫びたくなるほど感動します。しましたよね? このワードがチョイスされているって……なんて考え抜かれて作り込まれた……歌なんだろうか……。それでいて、そのワードたちが抜群になめらかにメロディーに乗っている。

「友達のままで…、say Good-bye for おっぱい」

そこにある「おっぱい」に触わりたいけれど、そんなことしたら「嫌われる」。嫌われたら、もう普通に話すこともできなくなる……そんな高嶺の花と普通に話せるだけでも天国なんです。だから、触わりたい、触れてみたいけれど、嫌われたくはないから、おっぱいにはさようなら……なんですね……。切ないねーーー。

spitzseko

どぶろっく、最高ですっ!!

告白して付き合っちやえばいいのにね……

Asuka

「告白」の敷居は高いですが……、もしかしたら、告白できない理由があるのかもしれないね。例えば、彼女は彼の友達の彼女なのかもしれない。なので、余計にじれったい気持ちになっているのかもしれないですね。

4.　初めて聴いたフルコーラスの完成度

そしてこの動画で初めて聞いたフルコーラス。

「おっぱいがちょっと当たらないのなら ちょっとかすらないのなら」

と、少し変えてきました。

当たらないのなら…、かすらないのなら…、

……

どうするんだろう?　襲ったらいかんぞ。犯罪だぞ。

ネタバレになるので、ここでは歌詞を全部書きません。ちゃんとYouTubeで聴いてみてください。

聴いてきましたか?

では、以後、ネタバレです。

最後まで聴くと、「友達の彼女に恋心をいだいていた説」はより信憑性を帯びてきます。

「いつの日か君のおっぱいを揉みしだく、運命の人のその揉んだ手とハイタッチをすればいい。強く握手すればいい」

自分が彼女と付き合うって設定は最初から妄想でもしていない感じですよね……。彼女と付き合っているのは、この主人公の僕の大親友なのかもしれない。2人が別れてしまうことになるような妄想はしたくなくて、いつか2人が深い仲になった時に、友達の手とハイタッチすれば、それだけで僕には十分……って思っているのかな……

「そこにおっぱいの余韻を探すから、友達のままで……、say Good-bye for おっぱい」

だって彼は、おっぱいを触った手の中にその余韻を探せる稀有な能力を持った男だからね。

Asuka

そんな能力あるの?

あるわけないじゃん。この主人公の僕は友達カップルの2人にできる限りの強がりを言っているだけだと思う。「友達の彼女を好きになってしまって、どうしようもない気持ちの歌」に聞こえてきた……

その切ない気持ちをおっぱいに例え、昇華させて強がっているような……、もてない男に寄り添うどぶろっくさんらしい応援歌だと感じました。

いつか、結婚し、子供が産まれ、おっぱいも遠いものではなくなるのですが、この歌に登場している男の子は歌の中で最後までおっぱいを触われません。

でも、そうだったじゃないですか。10代の男にとって、おっぱいなんてそんなに簡単に手が届かなかったじゃないですか。

そこに届くために男ってがんばるんです。

いい歌ですねー

spitzseko

歌詞、引用、どぶろっく - 友達のままで
作詞・作曲：どぶろっく　編曲：大貫祐一郎

まとめ

今回の記事では、どぶろっくさんの「友達のままで」という名曲のフルコーラスを見つけたので、初視聴。皆さんにシェアさせていただくと共に、私なりの楽しさ、おもしろさポイントをピックアップさせていただきました。他にももっと名曲があるので、順番に褒め称えたいと思います。

思春期の男心をこんなに美しくメロディーに乗せた歌はたぶん過去になかったと思います(自分調べ)。完成度の高さとエロの見事さに惚けてしまいましょう。