2007年度ランキング スピッツ的生物ランキング

2007年スピッツ的生物的ランキング第9位 カエルアンコウ祭り

カエルアンコウの仲間

今年の春はとあるポイントの狭い範囲にカエルアンコウの仲間が3個体、ボロボロと見つかりました。その状況が一ヶ月ほど続きました。

まさにカエルアンコウ祭りだ、ワッショイ、ワッショイ。

私も嬉しくなってたくさんのお客さんを会場までガイドしたように記憶している。まずこの黒い個体が1番大きくて、かなり長い間、冬から春までずぅーっと見られました。サイズは5センチぐらいでした。

ハナオコゼかな 撮影日2007年5月14日

ハナオコゼかな 撮影日2007年5月14日

次に大きかった個体が上の写真の個体。2センチぐらいでした。こちらは色も黒じゃなかったので、表情なども見やすくて、受けが良かったです。フラッシュを浴びた数もこの子が1番多かったのではないでしょうか? *2015年追記、今、見てみるとカエルアンコウじゃなくつて、ハナオコゼみたいですね

カエルアンコウの仲間 撮影日2007年5月14日

カエルアンコウの仲間 撮影日2007年5月14日

最後に1番小さかった個体を紹介。サイズは3~5ミリ。実に1センチ足りないほどのサイズです。そんなんよく見つけるなー・・・・とお思いのそこのあなた!!

こーいうのは見つけようとしてもなかなか見つかるものではありません。出会うのです。私はただ出会っているのだ。沖縄で見られるカエルアンコウの仲間たちは大きいものが多く、小さいものはかなりレア。

小さいカエルアンコウを見つけたときは、お客様より私の方が興奮していることが多いはず。個人的に好きな魚でもあり、特に色のカラフルな個体が大好き。なんとか綺麗にかわいく撮ってあげたいと思うのだが、なかなか上手に撮ってあげられない難しい被写体でもあります。

今回の私の写真も証拠写真に終始。見れる写真ではなく、魅せる写真を目指すことは心がけているけれど、なかなかガイドしながらでは難しい注文だ。

とりあえず記録として残しておけばこのランキング企画もできるというもので、証拠写真だって使い道はあるものだ。

明日も明後日も来年もずっとシャッターを切って潜りたいですね。再びの登場を切に願います。

第10位第8位

マルチダイビングやり直し設定

  • この記事を書いた人
世古 徹

spitzseko

海のない滋賀県でスキューバーダイビングを習ったのが高校2年生の時。20歳でダイビングインストラクター資格を取得。サイパンに半年、モルディブに6.5年海外生活。1999/1月に沖縄移住し沖縄生活は20年超。たまにリピーターさんと潜る引退ダイビングショップ。営業よりも海やダイビングの情報発信に特化して海とはかかわり続けていきたいおじさんです

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