地元のリピーターさんと2ダイブ。でも、海が荒れてしまったので、北風をよけてポイント選択。冬になってきました。
最初は泥地でハゼ探し。
なんだろうか? と思って、撮影したのだが、どうやらウスゲショウハゼですね。
なんだろうか? と思ったのは、ウスゲショウハゼが生息しているにはちょっと環境の泥がフカフカしすぎていたから。
だって周囲にはたくさんピンコのspがいましたし。
でも、他のポイントでもこーいう風景は見たことがある。ウスゲショウハゼとピンコハゼspが隣同士で見られるような風景ってことね。
この前のお客さんとはそういえば、このハゼを狙って潜っていたんだっけ……。そのときは外してしまったが、こんなところにいっぱいいたとは。やっぱり泥地のハゼはその時の泥の状態と密接にリンクしているので、泥地が変われば生息している生物もガラリと変わってしまう。
ここの泥地では、ピンコspの子供なんて、昔はまったく見なかったけれどな~。
今年は多い、カスリハゼなどの普通種。特に黄色い個体も多いです。
いつ見ても元気にホバリングしているイメージのシマオリハゼもちびの時は、着底しておとなしいハゼですね。
たくさんいる、ヤツシハゼ。泥ハゼ撮影の入門にうってつけ。
ハゼの捜索リクエストをもらっていた、イソハゼの仲間たち。イソハゼたち、今までは特にちゃんと見ないでスルーしてしまっていたが、ちゃんと見ることにしよう。で、オスジイソハゼです。2012年に和名のついたハゼです。
いいかげん、このヤギについているハゼも名前をちゃんと知りたいので、今度、いっぱい写真を撮ってみようと思う。いつでもいるしね。
キミシグレカクレエビはここのポイントではけっこう見ますね。
探したら、たまたま出てきたパロンアェ。この色のタイプは久しぶりだ。
スカシモエビもいました。
おおお、なんだ、このヨソギみたいだけど、変な色のハギは? と思ったので、お客さんと追跡。
ころころ色が変わっていく。
また黒っぽい緑になり、
逃げる態勢になったら、こんな色に、
で、出てきたこの色は……。ヨソギやん!!
と、いうわけで、ヨソギの色はいろいろですね~という話。
まだいました。トガリモエビ属の一種。色がきれいになってきました。
ウミウシもちらほら。でも、全然撮らなかった。ほとんどスルー。今日は魚で忙しかった。
普通種のおさらい。
夏からいた奴が大きくなったのかな? 場所も移動していました。
いっぱいいます。
え? いつから、こんなに増えちゃったの?
群れに混じるのは、キュウセンフエダイ。
ベンガルフエダイ? ヨスジフエダイ?
お腹をアップにすると、真っ白けではないので、ヨスジフエダイだね。
いろんな魚が混ざっている群れです。
意外にネットで写真が少ないのはタテフエダイ。潜っていると、けっこう出会うんですけれどね。
モルディブで山ほど見てきたヒメフエダイ。これはまだ若魚。
あんまり見ないな、キツネフエフキ。後ろ半分に入っている黄色のラインがかなり目立ってました。
河口なんかに潜るとよく見かけるニセクロホシフエダイ。
オハグロベラ属の一種って扱いにしときましょう。沖縄にオハグロベラはいないらしいですよ。
普通種の整理もしてきた2ダイブでした。