9月最初のダイビングは久しぶりに潜る、とある内湾からスタート。エントリーした瞬間からやけに目立つフエダイの仲間の子供たち。でも……名前のわからないフエダイだ。ならば撮りましょう。そして調べよう。で、フェイスブックに投稿し、詳しい人に尋ねたら、名前が判明。ナミフエダイというお魚でした。
ネットで検索しても、釣り魚として出てくるのばかり。あまりダイビングのサイトでは出てこない。ならば、スピッツで紹介してあげようじゃ~あ~りませんか。
このポイントでは、小さいものは10センチぐらい。大きいものは15センチぐらい。成魚の姿は見られませんでしたが、たくさんのナミフエダイが生息していました。
そして、こちらもあまり見かけない魚、クロホシフエダイ幼魚です。
そして、こちらはニセが前についちゃう。ニセクロホシフエダイ幼魚です。
偽者扱いの魚は多いですよね。なんで、そーいう名前の付け方になっているんでしょうね?
こちらは、8/9のログで載せていた幼魚。こちらもフェイスブックのおかげで、ニセクロホシフエダイの赤ちゃんだと判明しました。
藻場も少しですがありました。ハタタテギンポが隠れていました。
ハタタテギンポがいるような環境があれば、この魚もいるでしょう。セグロチョウチョウウオyg。
ダンダラスズメダイ子供はかわいいですね。
とある岩にかたまって群れていたアトヒキテンジクダイたち。
エグジット間近に巨大ハブクラゲと遭遇!! デンジャラスッ!!
なので、2本目からはポイントを変えて潜ってみました。まずはハゼから。ホタテツノハゼの仲間です。
浅瀬を目指しながら、サンゴの隙間を覗いていくと、次々に登場するコバンハゼの仲間たち。サンゴが戻るということは、こーいうダイビングができるってことだ。素晴らしい。
コバンハゼ属の一種-5。図鑑日本のハゼを参考に名前を書いてます。卵があるね。
クロダルマハゼかな。
目元の模様から推察。ムジコバンハゼに見えるぞ。
お~。個人的に好きなイレズミコバンハゼ。派手だね~。
う~ん……、このハゼはだれ?
こいつは上の写真のハゼと同種だと思うんだけれど……。
別のカットも。
そして到達したのはシシマイギンポ。なんとなんと、この日ついに2匹目のシシマイギンポと出会えました。よっしゃ~。
こちらがまだお元気な最初に見つけた個体。同じ穴におられました。
シシマイギンポの小ささをみなさんにお届け。指は私の人差し指です。ね? 小さいでしょ? ホント、かわいいですから、ぜひ見に来ていただきたいが、これから冬になって北風のシーズンなので、見に行けない季節になってしまいます……。
そして、こちらもヒット!! 本当に久しぶりの出会い。最後に私がこの魚と出会ったとき、この魚はまだセイシェルズブレニーと呼ばれていて、和名がありませんでした。ヒメツマリギンポという名前になってから、これが最初の出会いだと思います。でも、場所覚えてないな~。もう一回会いに行きたいけれど……。
そして、またへんてこりんな奴に遭遇。こんな細かい黒点が散在しているブレニーって……だれ? 見たことないし!! で、撮影。調べたら、ゴテンカエルウオといいます。ゴテンカエルウオ。「沖縄 ゴテンカエルウオ」で検索してみても、ヒットするのは屋久島までの情報ばっかり。もしかしたら沖縄でゴテンカエルウオはレア種なのかもしれませんね。
そして再び3本目はリングアイジョーなどを見ながら深いほうに。
マルスズメダイ子供も紹介。
アカククリ若魚。幼魚じゃないね、この大きさは。もう若魚だ。
赤い縁取りだけを強調して撮りたかったので、ストロボをオフにして、水中ライトだけ。しかもなるべくアカククリだけに当てて、他の周囲には当てないようにしようと試みたのだが、難しかった。
ホシゾラワラエビも見ちゃうよね。
ホシクズベニハゼも……やっぱり見ちゃうのだ。
サンゴの青色を活かしつつ撮影したくなっちゃう、ここのテングカワハギ。
そんな場所にはアイドルのコビトスズメダイもおられるので、やっぱりここでもサンゴの先端青色をちょこっと取り入れ。
クマノミの子供はいつでも紹介しちゃう。
こちらもゲストに人気のカサイダルマハゼ。
むへへへへっ……とにやけた面構えはワモンクラボヤ。
コホシカニダマシもいました。
いろいろ見られた1日でしたね。楽しいぞ、ダイビング。